【伊江】1千種のハイビスカスを栽培する伊江島ハイビスカス園で、展示棟内のハイビスカスにメジロが巣作りし、ひな3羽がすくすくと育っている。友寄三訓所長は「親鳥は、天敵からひなを守るにはここがいいと分かっているみたい」と巣作りが定着していることを喜び、来場者に「メジロの子育てをそっと見守ってほしい」とお願いしている。

枝の間に作られた巣で、すくすくと育っているメジロのひな=7月29日、伊江島ハイビスカス園

 同園スタッフの比嘉茜さんが7月28日、地面から約40センチの高さにあるハイビスカスの枝2本の間に、メジロの巣を発見した。中をのぞくと、まだ毛の生えていないかえったばかりのひなが3羽、寄り添うようにしていたという。

 比嘉さんは、親鳥に向けて口を大きく開け、餌をせがむひなの姿を「とても愛らしい」と目を細める。巣の上部にはふたをするように枯れ葉が編み込まれていて、「きっと中のひなを天敵から守るためだと思う」と、親鳥の工夫に感心している。

 同園は現在、手入れ時期で花は2割程度しか咲いていないが、友寄所長や比嘉さんは「今ならかわいいメジロが間近で見られますよ」とPR。友寄所長は「ご来場をお待ちしていますが、ひなに触れたり驚かせたりしないで下さいね」と笑顔で話した。(屋嘉比りさ通信員)