【石垣】小中学生が環境問題を調査研究する「沖縄こども環境調査隊2014」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)が4日、石垣島で始まった。隊員9人はサンゴに悪影響を与える赤土流出の原因を考え、畑へ植樹などをした。

サトウキビ畑の脇に月桃を植樹する環境調査隊の隊員たち=石垣市白保

 子どもたちは赤土が流出する石垣市白保の轟川河口で砂を採取し、海水の濁り度の計測に挑戦。

 同じ河口でも採取した地点で濁り度に4ランクの幅があり、WWFサンゴ礁保護研究センターの鈴木智子さんは「台風の影響で赤土が沖に流される場所など、地形で濁り度が変化する」との説明に聞き入った。

 雨で赤土が流れるのを防ごうと、休耕中のサトウキビ畑の脇に月桃100本も植樹した。上原拓也君(小禄中3年)は「サンゴを守るために農家と地域が頑張っている。僕たちも努力が必要と思った」と語り、仲宗根由紀さん(読谷中3年)は「サンゴが好きなので海に潜って調べるのが楽しみ」と声を弾ませていた。

 子どもたちは7日まで市内各地でサンゴ保全活動を調査する。