かりゆしホテルズ沖縄観光人材育成基金(10年間・1千万円)を活用した2014年度の研修プログラムに琉球大学観光産業科学部の学生31人が選ばれた。17日からハワイ研修に18人、9月14日から13人がシンガポールなどに派遣される。

基金を創設したかりゆしホテルズの當山智士社長らに海外研修への意気込みを語る琉大観光科学部の学生ら=6日、那覇市・かりゆしグループ本社

 基金は12年に設立、琉大による海外派遣はことし3年目。琉大と提携するハワイ大学の研修に加え、今回新たにMICE開催やカジノを含む統合リゾートで実績のあるシンガポールやマレーシア、香港の視察研修コースを設けた。学生は英検準1級以上かTOEIC600点以上の取得者で、筆記試験と面接を経て選ばれた。

 選抜メンバーと引率の琉大教授らは6日、那覇市のかりゆしホテルズ本社に當山智士社長を訪問。

 ハワイ研修に参加する産業経営学科4年の幸地竜希さんは「ハワイの強いブランド力を沖縄のビジネスに応用したらどうなるのか、経営学の視点で学びたい」と抱負。

 當山社長は「両地域とも沖縄とはまるで違うスタイルの観光先進地域。研修を通して将来の沖縄観光のあるべき姿が見えたら素晴らしい。地域の特徴だけでなく、新たな集客の力となれる事業も含めてトータル的な視点で学んできてほしい」と期待した。