強い台風11号は7日午後10時現在、南大東島の北東約80キロにあり、勢力を維持しながら時速15キロで北に進んでいる。北大東村では7日午後2時50分に最大瞬間風速47・3メートルを記録。南大東村でも午後3時53分に、44・5メートルの猛烈な風が吹いた。大東島地方は8日昼前に暴風域を抜ける見込み。

 沖縄本島は暴風域に入る可能性は低いが、8日未明ごろから、本島北部を中心に風速20メートル以上の風が吹くおそれがある。

 沖縄気象台によると大東島地方で8日午後9時までに予想される24時間雨量は、多い所で200ミリを超える見込み。

 空の便は7日、那覇と南北大東を結ぶ5便が欠航。8日は那覇と奄美大島も含む4便の欠航が決まっている。船便も周辺離島を中心に84便が欠航した。

 南北大東島では7日、両村の約700世帯で一時停電し、村民20人が自主避難した。南大東村役場には、家屋や車庫の計3軒の屋根が飛散し、住宅1軒で窓ガラスの割れる被害の報告が寄せられている。

 南大東村役場や沖縄電力によると、村内約660世帯の3分の2を超える約500世帯が停電した。