職場の定期健康診断で何らかの異常があった人の割合「有所見率」が沖縄県は2013年63・7%で、11年から3年連続で全国ワーストとなったことが分かった。全国は53%で、10・7ポイントの差がついた。血中脂質、肝機能、血圧など、生活習慣病関連の健診項目の有所見率が高かった。

職場の定期健診有所見率の推移

2013年健診項目別有所見率(抜粋)

職場の定期健診有所見率の推移 2013年健診項目別有所見率(抜粋)

 県内は、働き盛り世代の生活習慣病の重症化による死亡率が高く、それを裏付ける形となった。一人一人の生活習慣改善や職場での健康づくりが急務になる。

 労働者50人以上の事業所で働く11万509人の健診結果を沖縄労働局がまとめ、7日に発表した。有所見率自体は前年に比べ0・2ポイント下がったが、ワースト2の福井県より1・7ポイント高い。項目別では、血中脂質が最も高く38・9%(全国平均32・6%)。肝機能21・5%(同14・8%)、血圧20・3%(同14・7%)と続いた。

 業種別では、タクシー運転手を主とする運輸交通業が76・9%でトップ。運転手の高齢化が進んでいることも背景にある。

 同局は「1日の大半を過ごす会社内での健康づくりが重要」として、社員の健康増進に取り組む企業をウェブ上で公表して応援する事業などを計画している。