11月16日投開票の知事選で那覇市長の翁長雄志氏(63)の擁立を目指す経済界有志の同志会は8日午前、那覇市内で翁長氏に出馬要請した。翁長氏は「今日の申し入れをしっかりと受け止め、その方向性で力を合わせて頑張っていきたい」と述べ、あらためて出馬に意欲をみせた。

翁長雄志那覇市長(右)に出馬要請する、呉屋守将金秀グループ会長(左手前)、平良朝敬かりゆしグループCEO(同奥)=8日午前、那覇市旭町

 有志会の共同代表を務める金秀グループの呉屋守将会長とかりゆしグループの平良朝敬CEOが手渡した要請書では「発展の可能性を秘める沖縄の経済にとって米軍基地は(発展の)阻害要因でしかない」と指摘。米軍普天間飛行場の県内移設断念を主張する翁長氏に対し「保革を問わず沖縄のアイデンティティーを確立できるリーダーとして立候補を決断してほしい」と求めた。

 翁長氏は要請後、記者団の取材に「早めにしっかりとした結論を出さないといけない。オール沖縄の構築は進んできた。イデオロギーよりアイデンティティーという大きなパワーで問題を解決していく形になりつつある」と述べた。