県立博物館・美術館で31日まで開催している「20世紀フランス絵画展」(主催・文化の杜共同企業体、県立博物館・美術館)に関連し、座談会「フランス文化エトセトラ」が9日、同館で開かれた。フランス滞在経験のある大湾宗定さん(フランス語講師)、長嶺豊さん(ギャラリーアトス)、中島アリサさん(美術史学会会員)が、芸術の都パリでおすすめの美術館やカフェなどを紹介した。

「20世紀フランス絵画展」で展示されている作品を解説しながら話が進んだ=9日、県立博物館・美術館

 中島さんは、絵画展で展示されている絵に描かれた景色や、住居跡、墓など、展示作家のゆかりの地を写真で示した。年に2回、市が主催する「アトリエ開放」は、一般の人が作家と交流する機会になっているとし「日常の中でアートを見ることができる」と話した。

 大湾さんは「フランスには大きな美術館がたくさんあるが、作家の生活をそのまま見られるような個人の美術館がたくさんある」と紹介。長嶺さんはギュスターヴ・モロー美術館を挙げ「ゆったり落ち着くいい空間だった」と勧めた。

 絵画展を見に来たついでに立ち寄った男性(33)=南風原町=は「作品の背景を知ることができ勉強になった」と話した。