【崎原朝一通信員】沖縄県人連合会恒例の親睦スキヤキ会が6月20日夜、同会大ホールで催された。

400人近くがスキヤキ鍋を囲んだ沖縄県人連合会のスキヤキ会=同会大ホール

 来賓席には水上正史駐アルゼンチン大使夫妻と娘さん、有吉勝秀公使夫妻、長沼智之領事、佐藤仁彦文化担当官、武田浩幸国際協力機構(JICA)事務所長、ミルタ・マルコスブエノスアイレス市区会議員らの顔が見え会員や非日系人やその家族などが、広い会場をほぼ満員にしてにぎわった。

 こうしたスキヤキ会は、南部近郊ブルサコ日本人会の敬老スキヤキからはじまり、今では、ほとんどの日系団体で催されている。

 会員中心のもので日系人が多く、スキヤキのつくり方などは1世の影響を受けてきめ細かい。

 しかし、県人連合会の場合、文化講座で学ぶ日系人以外やその家族、友人など、広い範囲からの参加者も多く、よき日本文化体験の場になっている。

 400人近い人たちが湯気を出すスキヤキ鍋を囲むなど、壮観だ。初めのころ2世など、いちいち箸で挟んで鍋に入れるのがもどかしく、野菜など手でつかんで入れる人もいた。

 食材は牛肉をはじめ白菜、ねぎ、春菊、豆腐、こんにゃく、うどんが豊富に準備され、お代わりもできる。日本から来た人など、肉が多いことに目を見張る。日系人以外は、味の染み込んだ肉をよく食べる。

 満腹すると、カラオケに移る。沖縄民謡、手踊りも加わる。長沼領事はワインが入った赤ら顔で熱唱。さらに武田JICA所長、水上大使まで加わり舞台はにぎやかになる。

 とうとう、屋宜宣順県人連合会会長も歌わざるを得ない羽目になり、夫婦デュエットの「ラストダンス」で締めくくった。