【東京】小野寺五典防衛相は10日、来日した米下院のハワード・マキオン軍事委員長らと防衛省で会談し、嘉手納より南の施設・区域の返還の進展に向け、在沖米海兵隊のグアム移転の重要性を強調し、予算執行のための米議会の協力を求めた=写真。

 米下院はグアム移転関連経費をオバマ政権の要求通り認めたが、上院では予算凍結の方針が続いている。マキオン氏は、上院にも働き掛けていきたいとの意向を示した。

 小野寺氏は、米空軍のイラク空爆に「米国が従来行っているテロとの戦いを日本として引き続き支持する」と伝え、マキオン氏は、オバマ氏の空爆承認を支持する考えを示した。

 尖閣諸島についてマキオン氏は、対日防衛義務を定めた日米安全保障条約の適用対象との認識を述べた。