名護市辺野古の新基地建設に向けた埋め立て工事に伴う岩礁破砕の許可申請について、沖縄防衛局は11日午後、沖縄県水産課に補正書類を提出した。県は7日付で記載漏れなど6項目の補正を14日までの期限で指示していたが、防衛局は前倒して提出した。

 県は申請の内容審査をほぼ終えており、補正書類に不備が無ければ、月内にも辺野古周辺海域の岩礁破砕を許可するとみられる。県が補正を求めた6項目はいずれも軽微な修正だったという。

 県が申請を許可すれば、防衛局が辺野古で(1)土砂の投入や浚渫(しゅんせつ)(2)護岸・防波堤の設置(3)海砂利の採取-など本格的な埋め立て工事を進める法的な環境が整う格好。

 ただ、本格工事前に作業ヤードとして整備する予定の辺野古漁港をめぐっては、漁港を管理する名護市から使用許可を得られる見通しはたっておらず、工事の先行きが不透明な状況。

 防衛局は7月11日に許可申請を提出、県が同14日付で正式に受理し、水産資源への影響などの観点から審査を進めていた。