日本で初開催となる世界空手連盟主催の「空手1プレミアリーグ」第5戦は30、31の両日、県立武道館で行われる。11日、県庁で記者会見があり、過去2度、形の個人・団体で優勝している喜友名諒(劉衛流龍鳳会)は「選手としてできることは、しっかり成績を残すこと。沖縄の空手を日本、世界に発信して優勝したい」と3度目の2冠に向けて抱負を語った。地元開催枠で出場する県選手団の田村正人監督は「期待に応えられるメンバーをそろえた。最高の選手で世界と戦っていきたい」と活躍に期待した。

プレミアリーグに出場する全日本代表の(前列左から)喜友名諒、金城新、上村拓也、県選手団の(後列左から)新垣夏紀、上地拳王、国吉真太郎、仲程一織、仲程海理、田村正人監督=県庁

 県空手道連盟の照屋幸栄会長は「沖縄発祥の空手が、世界スポーツとして発展を遂げ、この地に戻ってくる。世界に沖縄空手の神髄を体験してもらい、誇りを県民全員で感じてほしい」と成功を願った。

 全日本空手道連盟は同日、都内の岸記念体育館でも沖縄大会を同時に発表した。笹川尭(たかし)会長は「沖縄が空手発祥の地であることを多くの人に知ってもらいたい」と話した。大会には45カ国から参加する見込みという。笹川会長は、2020年の東京オリンピックで形・組手を合わせた正式種目化を目指すとしており、「沖縄大会を契機に盛り上げていきたい」と話した。

 沖縄から出場する選手らは次の通り。

 ▽日本代表男子個人・団体形 喜友名諒(劉衛流龍鳳会)金城新(同)上村拓也(同)▽県代表監督 田村正人(前原高教)▽コーチ 豊見城あずさ(劉衛流龍鳳会)▽男子個人組手60キロ級 仲程海理(近畿大学工学部)▽同67キロ級 仲程一織(同)▽同84キロ級 国吉真太郎(沖尚中教)▽同個人形 上地拳王(剛柔流協会)新城成博(上地流拳優会)▽女子個人組手61キロ級 新垣夏紀(浦添高)▽同個人形 照屋真子(琉球大)

 [ことば]空手1プレミアリーグ 世界空手連盟(WKF)の主催で2012年から開催。年間8~10回、各国で行われる。形は個人・団体で、組手は個人階級別で争う。同連盟認可大会として初の賞金制を導入し、個人優勝に500ユーロ、団体形優勝に600ユーロを授与する。