沖縄海邦銀行(上地英由頭取)は12日、2015年3月期の第1四半期決算(14年4~6月期、単体)を発表した。売上高にあたる経常収益は、前期あった有価証券売却益の反動減や利回りの低下による貸出金利息収入の減少で前年同期比9・5%減の32億6900万円となった。債務者区分の見直しや貸し倒れ実績率の悪化で不良債権処理額が増え、与信費用が増加。経常利益は30%減の6億7900万円となった。

 本業のもうけを示すコア業務純益は22・7%増の5億2800万円。貸出金利息収入は減少したが、市況の改善で有価証券利息配当金が増えたほか、預金利回りの低下で預金支払いコストが減少して資金利益が増加した。四半期純利益は25・6%減の5億2500万円となった。

 貸出金残高(平均)は前年同期比6・2%増の3781億8200万円。消費者ローン、住宅ローン、企業向け融資ともに伸びた。預金残高(平均)は個人向け、法人向けは減少したが、地方公共団体向けが伸びて、1・7%増の5832億3200万円だった。不良債権残高は前期比0・5%(5500万円)増の100億8500万円。開示債権比率は0・19ポイント低下の2・63%となった。