2004年8月13日。防衛庁長官だった石破茂は、夏季休暇で東京・千代田区の衆議院九段宿舎にいた。秘書官からの電話は、石破を震撼(しんかん)させた。「沖縄国際大学にヘリが落ちました」。電話を握る手に汗がにじんだ。 奇跡的に死者は出なかったが、こう感じた。