【宜野湾】宜野湾市消防本部(浜川秀雄消防長)は12日、市野嵩の同本部で、航空機の墜落を想定した訓練を実施した。同本部は沖国大ヘリ墜落事故での消火経験や知識を若い隊員に伝えるため、毎年訓練を続けている。浜川消防長によると、10年間で約30人の隊員が定年退職などで入れ替わっているという。

耐熱防護服を着て泡消火する消防隊員=12日、宜野湾市野嵩の市消防本部

 訓練は墜落した航空機が炎上している状況を想定し、遠距離から消火剤を発射。放射線や化学兵器などによる災害も考え、放射線防護服の着用や除染テントも設置し、救助活動した。

 浜川消防長は「墜落事故を風化させないためにも、隊員たちには知識と技術を継承できるよう訓練に励んでほしい」と話した。