【那覇】県内のごみ処理関連技術を学んでいるトンガ王国ババウ島の研修員6人が7日、市の久高将光副市長を訪問した。研修員は4日~15日まで、県内事業所のリサイクル技術や那覇市のごみ減量化の取り組みなどを学び、帰国後、実践案づくりに取り組む。

ポンギ・マナセトゥイアさん(前列左)らトンガ王国の研修員と久高副市長(中央)=7日、那覇市役所

 市とリサイクル運動市民の会は2011年から、トンガ王国で国際協力機構(JICA)草の根技術協力「美ら島ババウもったいない運動プロジェクト」を実施。県内リサイクル企業が培ってきた技術やノウハウを共有し、トンガ王国のリサイクルビジネスの発展を目指している。

 研修員のポンギ・マナセトゥイアさん(45)はトンガ王国保健省の職員。トンガでは近年ライフスタイルの変化や輸入品の増加でごみ処理の課題が大きくなっていることを説明した上で「ごみを減らしてリサイクルを促進している那覇市の取り組みがよく分かった。トンガでもこのシステムを実現させたい」と報告した。

 久高副市長は「研修が実りあるものになって、学んだことを国で生かしてほしい」と激励。ポンギさんからトンガ王国の壁掛けと魔よけをプレゼントされ、ご満悦だった。