【八重瀬】町友寄第一団地自治会(嘉数修会長)の結成40年を記念した壁画が11日、完成した。集会所の倉庫壁面に住民が恐竜を描いた後、子どもたちが手形を付けて壁画を縁取った。壁画は縦・横とも約4メートル、約25人が2週間かけて共同制作した。

共同制作した恐竜の壁画前で、記念撮影におさまる友寄第一団地自治会の住民たち=11日、八重瀬町友寄

 恐竜の絵には、子どもたちに親しみをもってもらいたいという願いを込めた。制作に携わった國場之裕さん(66)は「お金をかけず、記念になるものを作ろうと知恵を出し合った。思い出を記した子どもたちが、よりいっそう地域に愛着をもってほしい」と期待する。 

 11日、夏休みのラジオ体操で集まった子どもたちが、壁画に手形を付け加え、彩りを添えた。妹の琉華ちゃん(5)と参加した外間蓮奈ちゃん(8)(白川小2年)は「大人になったとき、ちゃんと手形が残っているか見に来たい」と声を弾ませていた。

 嘉数会長は「壁画制作は、小さい取り組み。しかし、住民たちのあたたかい思いが込められている」と話し「来月には、約100人を招いて節目を祝う式典を開催する」と意気込んだ。

 友寄第一団地は、町内初の分譲住宅地。本土復帰間もない1974年、県住宅供給公社が、南部商業高校近くの原野を整備し造成した。現在、85世帯が住んでいる。