【宜野湾】来年3月に返還される米軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区(約51ヘクタール)の跡地利用に関する協議会が12日、宜野湾市のジュビランスであり、県や市が15日から試掘を伴う文化財調査を開始することが報告された。

 市はすでに目視調査を実施していたが、6月に駐留軍用地跡地利用推進特別措置法(跡地法)に基づき、返還前の試掘が初めて認められた。本年度は琉大病院の移転が検討されている国際医療拠点ゾーンの北東部90カ所、約8ヘクタールを予定。今後、予算を確保でき次第、調査区域を拡大していく見通し。

 また、沖縄防衛局が策定する支障除去などに関する返還実施計画案も了承され、15日までに決定される。土壌や水質汚濁、不発弾、廃棄物の有無などの調査に3年、建物の撤去などに2年を見込んでいる。

 有害物質等が確認された場合、沖縄防衛局は協議会を通じ報告していく考えを示した。