【宜野座】昨年8月5日に宜野座村の米軍キャンプ・ハンセン内で発生した米空軍HH60救難ヘリの墜落事故を受け、宜野座村が大川ダムからの取水を停止していた問題で、村は13日午後5時から、約1年ぶりに取水を再開した。

 當眞淳村長らは午後2時すぎ、墜落現場に立ち入り、事故後の対応や赤土流出防止対策などを確認。村基地対策協議会幹事会で協議し、安全性に問題はないとして再開を決めた。

 當眞村長は「1年以上かかり、正直長かった。地位協定の枠組みの中で、地域住民の生活に影響するような事件事故については、迅速に調査できるような改正が必要」と述べ、見直しを求めていく考えを示した。

 村は昨年8月5日、事故発生から約5時間後の午後9時から取水を停止。不足分は、漢那ダムからポンプでくみ上げて対応していた。ことし6月までに村、県、米軍による調査で土壌や水質の安全性が確認され、同幹事会は墜落現場での安全確認後に取水の再開を決めていた。村によると、ポンプの稼働や調査などで最終的に700万円以上の費用が掛かるといい、国に今後請求するほか、焼失した樹木の補償も進める。