琉球銀行(金城棟啓頭取)が14日発表した2015年3月期第1四半期決算(単体)は、生命保険販売が好調で役務取引等利益が伸びたほか、国債の売却益も加わり、売上高に当たる経常収益は前年同期比2・8%増の96億4500万円だった。昨年あった大口貸出先の倒産がなかったことなどから、与信費用が減少し、戻入益が発生。経常利益は33・7%増の22億9400万円で、増収増益だった。

 本業のもうけを示すコア業務純益は1・7%減の20億9300万円。貸出金残高は増えたが、利回りの低下で、収益の柱の貸出金利息収入が落ち込んだ。預金利息支出の抑制によるコスト削減効果を上回り、資金利益が減少した。

 貸出金残高(平均)は5・9%増の1兆2927億円。法人向け融資は、消費増税前の駆け込み需要に対応した融資資金の回収があり減少したが、住宅ローンやアパートローンを中心に個人向けが伸びた。

 預金残高(同)は、年金や賞与の受け入れで個人預金が増加し、3・5%増の1兆8890億円だった。地方交付税の入金で公金預金も伸びた。

 不良債権残高は6・6%減の310億円となった。開示債権比率は0・34ポイント低下の2・35%だった。