【ブラジル・カンポグランデ市で13日=又吉健次】沖縄県人のブラジル・カンポグランデ市入植100周年を記念した石碑の除幕式が13日(日本時間14日)、市の鉄道公園であった。14日に開かれる100周年記念式典の前夜祭を兼ねた「そば祭り」も中央市場で催された。高良倉吉副知事や翁長雄志那覇市長、稲嶺進名護市長ら約150人が出席。県人の功績の裏にある苦闘と粘り強さに思いをはせた。

県人のブラジル・カンポグランデ市入植100周年記念碑を除幕する関係者ら=カンポグランデ市の鉄道公園

 除幕式で、カンポグランデ市沖縄県人会の志良堂ニウトンきよし会長は「先人の苦労、努力を忘れないために建設した。県民や地元市民の協力に感謝したい」とあいさつ。

 高良副知事は「多くの夢と苦労で、たくさんの成果が生まれた。ウチナーンチュの発展を願いたい」と喜んだ。

 石碑は高さ2・4メートル、幅1・8メートル。「先人の苦労をしのび、移民を受け入れたブラジルに感謝する」という趣旨がポルトガル語と日本語で記されている。

 カンポグランデ市の県人移民の先駆けは、ペルーから移住した農家、山城興昌と伝えられる。

 また、いずれも名護市出身の仲尾権四郎がコーヒー農園で、宮平市栄がホテル経営で成功。このため名護市からの移民が多く、カンポグランデ市の県系人2万人のうち、7割が名護関係者といわれている。