【宮古島】福島へ、島の笑顔を届けたい-。2011年3月の福島第1原発事故の影響で、外出もためらうという福島県の親子の保養支援に取り組むグループ「うむい宮古島」(藤井一郎会長)が、15年版の「笑顔カレンダー」を製作する活動を始めている。市民の「笑顔」を日ごとに1年分掲載したカレンダーを販売して資金をつくり、来年夏、同県から家族を招待する。

2014年版のカレンダー。宮古島市民の笑顔が並んでいる

2015年版のカレンダー製作と、撮影会の参加を呼び掛ける藤井会長(右)と中川副委員長=宮古島市内

2014年版のカレンダー。宮古島市民の笑顔が並んでいる 2015年版のカレンダー製作と、撮影会の参加を呼び掛ける藤井会長(右)と中川副委員長=宮古島市内

 17日午前10時から午後4時まで、宮古島市平良松原のマックスバリュ宮古南店前で撮影会を実施する予定で、同会は参加者を募っている。

 笑顔カレンダーの製作は13年版から始めており、今回で3回目。1年365日の日ごとの枠に、市民が個人やグループでメッセージボードを持って撮影。昨年の撮影会は794人が参加したという。今回は4千部をつくる予定で、10月上旬に1部500円で市内の書店などで販売する。

 昨年からはカレンダーの余白に企業名を入れる取り組みも始めた。福島など県外からも購入できるようインターネットでの販売も受け付ける。

 今年の保養支援は、7月24日から5泊6日の日程で11家族33人を招待。農家での民泊やホームステイ、市のエコ施設の見学ツアーなどを実施した。

 同プロジェクト実行委副委員長の中川浩さんは「撮影会にできるだけ多くの市民が参加して、宮古島から福島の笑顔をつなげたい」と話している。同会では10年間、このプロジェクトを実施していくという。問い合わせは同実行委、0980(73)7569。