【甲子園取材班】第96回全国高校野球選手権大会で大会第7日、17日の第1試合で作新学院(栃木)と初戦の2回戦を戦う沖縄尚学は14日、3日後の本番へ向けて調整した。

素振りで軽めの調整をする沖尚ナイン=大阪市・住之江公園(国吉聡志撮影)

本番に向け、シャドーピッチングで体をほぐす沖尚の眞榮城健

素振りで軽めの調整をする沖尚ナイン=大阪市・住之江公園(国吉聡志撮影) 本番に向け、シャドーピッチングで体をほぐす沖尚の眞榮城健

 この日は、午前9時から甲子園球場近くの鳴尾浜臨海公園球場で始動。約2時間の練習では、状況に応じた攻守の確認に時間を費やした。県大会決勝(7月20日)から長期間、実戦から遠ざかっているが、守備の要のショート砂川修は「練習から実戦を意識しているので問題ないと思う」と焦りはない。

 砂川と二遊間を守るセカンドの渕上大蔵も「きっちりとボールをさばいていきたい」と本番でのプレーが楽しみな様子だった。

 午後4時からは、宿舎近くの公園でスイングの感触を確かめた。中軸3人は気合十分で、県大会で打率5割7分1厘の西平大樹は「自分がチャンスをつくる」と役割を自覚する。主砲の安里健も「無駄な事は考えずに、しっかりボールを捉えたい」とセンバツの雪辱に燃えている。左の大砲として期待される上原康汰は「積極的に振っていきたい」と、黙々とバットを振り込んでいた。(花城克俊)

■控え投手・眞榮城 心待ち

 他のメンバーが素振りを繰り返す中、控え投手の眞榮城健は黙々とシャドーピッチングに取り組んだ。「球種と配球をイメージしながら」丁寧にフォームをチェックした。

 選抜大会直後の九州春季大会では準決勝で3番手で登板して好投。2季連続優勝に貢献したが、甲子園の切符を懸けた県大会では登板機会はなかった。「投げたい気持ちでいっぱいだった」と、甲子園での登板を思い描きながら、準備を続けている。

 3年生最後の夏に挑む背番号11は「(比嘉公也監督から)いつ行けと言われてもいいように調整する」と、マウンドに上がるのを心待ちにしている。