元軍人らでつくる「ベテランズ・フォー・ピース」(VFP)琉球・沖縄支部など2団体は9日、県庁で記者会見を開き、元海兵隊員で米軍属の男による女性遺体遺棄事件を受け、「沖縄県民女性に対する犯罪に関する声明」を発表した。

声明を発表したベテランズ・フォー・ピースのダグラス・スミスさん(中央)ら=9日、那覇市・沖縄県庁

 声明文では、日米両政府が繰り返す「再発防止」が政治的パフォーマンスに過ぎず説得力がないと批判。また、軍人は良き隣人であるのと同時に軍人として「効果的な殺人者」となるよう教育される矛盾を抱えているとし、日ごろから非公式に演習場や酒場で「命や女性を軽視する考えが軍曹から伝えられている」と指摘した。

 同支部のダグラス・ラミスさん(沖縄キリスト教学院大学大学院客員教授)は「容疑者は軍曹であり、軍人教育の役割を担っていた。この事件は命や女性を軽視する教育の結果」と非難した。