沖縄県高校野球連盟は本年度の新規事業として、現役の選手を甲子園で研修させる「第1回甲子園体験研修派遣」を実施した。指導者だけでなく高校球児に研修の対象を広げ、主体的に活躍できる選手を育成することが目的。

「甲子園体験研修派遣」に参加した選手ら=甲子園球場(沖縄県高野連提供)

 県内を7区分し、各地区から2人ずつ、選手やマネジャーら計14人が参加した。7日に現地入りし、開幕試合の龍谷大平安(京都)-春日部共栄(埼玉)を観戦、甲子園歴史館を観覧するなど聖地の臨場感を味わったほか、沖縄戦当時に県知事を務め、野球人としても活躍した島田叡氏の母校、兵庫県立兵庫高校(旧制神戸二中)を訪ねるなどした。

 引率した県高野連の上間理博常任理事は「甲子園を目指して頑張ってほしい。また将来は指導、運営など何かしらの形で支えてくれたら」と期待した。

 新チームで主将を務める崎原徹朗(北中城2年)は「普段から一生懸命やっている人しか来られない場所だと思った」と刺激になった様子だった。

 同派遣は、4年間で県高野連登録の63校全てが参加できる見通し。(勝浦大輔)