【久米島】久米島町奥武島の畳石がこのほど、国の天然記念物(地質鉱物)に指定された。7月29日の官報に掲載された。県教育庁文化財課によると、県から国に申請したのは1996年で、18年たってからの正式決定になった。県内の国指定天然記念物は46件目。

国の天然記念物に指定された久米島町奥武島の畳石(久米島町観光協会提供)

 畳石は久米島東側の西奥武島海岸にあり、町有数の観光地としても知られる。干潮時に現れる岩が畳を敷き詰めたような形をしていることから「畳石」と呼ばれ、五角形や六角形の亀の甲羅のようにも見える。直径は約1~1・5メートルで、千個以上ある。指定された範囲は、約2万9千平方メートル。

 大田治雄久米島町長は「学術的に貴重な文化財として認められた。今後とも、国や県の学識経験者の指導を受け、大切に保護・活用していきたい」と喜んだ。一方、県文化財課は「県から国に申請したのは96年。喜ばしいことだが、20年近くたって指定され驚いている」と話した。