作新学院の強みは、積極的な走塁と高い得点力だ。昨秋の栃木県秋季大会で比嘉新(嘉数中出)を擁する白鷗大足利に準々決勝で敗れ、春の選抜大会への道を絶たれた後は、部内の激しい競争を土台にチームを強化してきた。

 県春季大会を制して迎えた夏の県大会では、総合力で選抜出場2校(佐野日大、白鷗大足利)を上回り、4年連続で甲子園への切符を手にした。

 打線は高い得点力が際立つ。出場校の中でも上位の46打点に加え、23盗塁は全49校中4位。特に2年生コンビの添田真海、吉沢優真はともに打率4割以上、2人で計11盗塁と脅威だ。

 投手陣は継投でしのぐ。左腕のエース藤沼卓巳は軟投派で、2年生右腕の朝山憲広は140キロ台の直球を軸に力で攻めるのが特徴。2本柱を強肩の2年生捕手横尾宜甫がリードする。