【浦添】ドラム缶で五右衛門風呂を体験するイベントが15日、港川学童クラブであり、子どもたち約30人が3チームに分かれ、ドラム缶の絵付けから水くみ、火おこしまで力を合わせて「いい湯」を目指した。

「竹とんぼ」こと森川武さん(右奥)にバケツで水をかけてもらいながら五右衛門風呂に入る子どもたち=15日、港川学童クラブ

 仲西佑真君(12)は、湯気が立ちのぼる温泉マークをドラム缶にペイント。宮本暖大(ひなた)君(8)が黄、緑、黒のペンキを混ぜて筆に付けると、橋口拓生(ひろき)君(10)は「アバター色じゃん」と声を弾ませた。髪の毛から脇の下までペンキだらけになってしまった花城青葉さん(9)は大林裕香さん(9)と一緒に靴を脱ぎ、ドラム缶を足形で飾った。

 出来上がったドラム缶に水をくむ作業に入ると、力持ちはバケツに8分目、低学年は5センチほど水を入れて水道と広場の間を往復した。大嶺遥海(はるか)さん(11)は「ドラム缶にあんまり水入れると後で熱くなっても水足せないよ」としっかりアドバイスした。

 各チームが苦心したのは火おこし。下地葉君(11)はどのマッチもうまくすったが、なかなか新聞紙からまきに着火できず汗だく。又吉凛さん(8)は、別チームの喜久川凛音(りんと)君(10)らの視線を浴びながら必死に内輪であおいだ。

 イベント開始から約1時間半後に炊きあがった五右衛門風呂。潜って「ブクブクパー」を繰り返す大林拓真君(8)の横で、下地佑和さん(9)は「私にも一人風呂させてよ」とねだった。