【那覇】ARアプリを使った「ひやみかちARお化け屋敷」が13日、ひやみかちマチグヮー館(牧志公設市場衣料部2階)で始まった。壁に貼られた紙をiPad(アイパッド)で写すと、画面から人間ではなく3Dのお化けが浮かび上がる。iPad片手に迷路を回る新感覚のお化け屋敷は、初日から親子連れや観光客でにぎわっていた。23日まで。「お化け屋敷」は午前11時~午後5時、入場無料。

iPadに映る3Dお化けに見入る子どもたち=13日、那覇市・ひやみかちマチグヮー館

 ARは、スマートフォンやタブレット端末で認識した特定の画像から、文字やキャラクターを浮かび上がらせたり、音声を流したりする技術。なは市場振興会が開発した「なはまちARホラー版」のアプリを使って、迷路になっている屋敷の中を回る。

 「苦」「霊」「葬」などの漢字が描かれた紙にアプリを起動してかざすと、画面上には白い服に長い黒髪の女性が3Dで現れる。「ギャー」と叫びながらこちらに迫ってくるパターンも。

 友達3人とやってきた神原小4年の大島妃奈(ひな)さん(9)は「画面に映った壁から幽霊が出てきて、声も聞こえたからびっくりした」と初めての体験に驚いていた。

 なは市場振興会は来年12月に、商店街全体をARお化け屋敷にするイベントを計画中。今回のお化け屋敷はその計画の「スタート」と位置づけている。子どもたちに楽しんでもらうためにも、夏休み中に開催した。

 振興会の新里俊一理事長は「バーチャルとリアル、両方の世界をぜひ体感してほしい」と来場を呼び掛けている。