【名護】米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は18日、海底ボーリング調査に着手し、キャンプ・シュワブ沿岸の大浦湾側の海底を掘削した。海上のスパット台船から杭(くい)を打ち込んだ。不発弾などの有無を調べる鉛直探査が目的で、19日にも地盤の強度や地質を調べる本格的な作業を始める。移設に反対する団体などは23日午後2時からシュワブのゲート前で2千人規模の抗議集会を開くことを決め、参加を呼び掛けている。

スパット台船から海底に杭を下ろしボーリング調査の作業を行う作業員=18日午後5時5分、名護市辺野古沖(本社チャーターヘリから古謝克公撮影)

 県関係の野党国会議員でつくる「うりずんの会」と県議会野党4会派は18日、県議会内で会見し、名護市辺野古への新基地建設の中止を求める集会を23日午後2時から、キャンプ・シュワブのゲート前で開くと発表した。「みんなでいこう辺野古へ8・23」をテーマに2千人規模の参加を呼び掛けている。

 実行委員会は当日、各地からバスを運行する。那覇市では県庁前から午前11時半に10台、沖縄市はミュージックタウン音市場から午後0時半に3台がそれぞれ出発する。各議員も1台ずつ運行する。うりずんの会会長の照屋寛徳衆院議員は「ボーリング調査は断じて認められない。反対の声を上げていく」と話した。

 問い合わせは県議会社民・護憲会派室、電話098(866)2702、平和運動センター、電話098(833)3218。