【竹富】八重山教科書問題で単独の採択地区となった竹富町教育委員会は18日、臨時教育委員会を開き、来年度の中学公民教科書にこれまで採用している東京書籍版を採択した。来年度から国の教科書無償給付が適用される。同問題では石垣市、与那国町とでつくる八重山採択地区協議会内で使用教科書が統一されず、政府は竹富町を「違法」と指摘していた。

 一方、4月の教科書無償措置法の改正で、町単独の採択が可能になり、町は八重山採択地区から離脱。教育委員や教員、PTA、学識経験者ら8人でつくる「町教科用図書採択審議会」を新たに組織し、現場教員の調査・順位付けをもとに教科書採択を進めていた。

 同教委の慶田盛安三教育長は「現場教師が薦める教科書を採択できた。単独化で人員不足を心配する声もあったが、十分な成果が出た」と満足そうに語った。