那覇市議会は20日、議会運営委員会(仲松寛委員長)を開き、米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設工事の即時中止と辺野古移設断念を求める意見書案を審議、22日の本会議で提案することを決めた。賛成多数で可決される見通し。意見書案は、キャンプ・シュワブ沿岸の海上でボーリング調査の掘削が始まったことに「工事を強引に推し進める政府に激しく抗議する」とし、「民意を無視し、民主主義を否定する許しがたい暴挙だ」と訴えている。

 委員会で、与党最大会派の新風会の渡久地政作氏は「市議会では幾度も意見書を可決して辺野古移設断念を政府に求めてきた。県民の声を無視し、力ずくで押し付けようとする政府に対して抗議したい」と賛同を呼び掛けた。

 意見書案は新風会ほか公明、共産、社民、社大、民主、無所属の会の計7会派の代表者名で提出する。

 一方、自民党県連所属の自民・無所属・改革の会の宮里光雄氏は「賛同できない」と反対を表明した。