健康食品の製造・販売などを手掛ける琉球バイオリソース販売(うるま市、阿嘉幸男社長)は、サトウキビの搾りかすを独自の技術で発酵させた「醗酵(はっこう)バガス」の粉末を生地に練り込んだかりんとう「沖縄さとうきび棒」を開発し、7月中旬から販売している。同社初の観光土産商品。阿嘉社長は「観光客の増加に伴い、観光土産市場は拡大している。サプリメント開発で培った技術を生かし、新たな商品開発を進めたい」と意欲を示す。

琉球バイオリソースの「さとうきび棒」

 「醗酵バガス」はサトウキビの搾りかす「バガス」を高圧で爆砕・発酵させ、繊維を柔らかくしたもの。食物繊維が豊富に含まれ、通常のバガスに比べポリフェノールが約11倍、機能性素材「キシロオリゴ糖」が生成されるという。これまで「醗酵バガス」は、他社に加工用原料として出荷していた。

 新商品のコンセプトは県産素材にこだわった「ちょっとぜいたくなかりんとう」。多良間島産の黒糖、糸満産のアセロラ、読谷産の紅イモを使用し、3種類の味が楽しめる。3袋(各30グラム)入り、税込み710円。那覇空港や国際通り、観光施設、自社通販サイトなどで販売し、年間700万円の売り上げを目指す。