【大宜味】国の重要無形民俗文化財に指定されている塩屋湾のウンガミ(海神祭)が20日、大宜味村の塩屋湾周辺であった。集落の浜やアサギでの御願や塩屋湾での御願バーリーなどがあり、無病息災や豊作豊漁を祈った。(19面に写真特集)

手招きをしながら爬龍船を出迎える女性たち=20日、大宜味村塩屋(伊藤桃子撮影)

 ことしは2年に1度の「御願マール」の年。神事をつかさどる神人(ハミンチュ)たちが集落のアサギで御願をささげ、参拝者にお神酒やムリムチと呼ばれる餅を振る舞い、健康を祈願した。

 塩屋湾での御願バーリーでは田港、屋古、塩屋区の青年たちが爬龍船(はりゅうせん)で競い合い、腰まで水に漬かった各集落の女性たちが太鼓とかけ声を響かせ、船を迎え入れた。

 ことしは屋古区で約16年ぶりに新たなハミンチュが誕生し、各集落のハミンチュは計8人となった。