2014年度沖縄タイムス伝統芸能選考会「三線の部」グランプリの選考が21日で終了した。応募者は39人で38人が受験、入賞者は8人だった。

 【選考評=宮城康明選考委員】課題曲は、本人選択の「長ぢゃんな節」と「仲節」。どちらも最難曲で集中力と難しい喉使いが要求される。曲想をどう捉えて演奏するか期待した。途中退場、ブザー、節抜け、調子の乱れもあり、弾き通すのがやっとの受験者もいた。受験資格があるから受けるのではなく、節を研究し、さらに稽古を積んでからでも遅くはない。素晴らしい演奏で共感できる受験者もいた。全体的に「下出し述懐節」は、「大昔節」より稽古の比重が少ないように思った。

 入賞者は以下の通り。(敬称略、受験順)

 ▽串田雅司(60)=うるま市▽鎌田史(35)=中城村▽仲松佳恋(23)=浦添市▽藤田智聖(35)=那覇市▽玉城勉(51)=南城市▽城間勇紀(31)=南城市▽友寄雅仁(35)=南城市▽日高桃子(51)=東京都文京区