【西原】バランスのよい食事を心掛けてもらう「食育ワークショップ」が18日、西原町保健センターであり、町内の小学生21人が4グループに分かれ、本物そっくりのフードモデル130種以上を組み合わせて理想のメニューを探った。フードモデルは、専用機械に乗せると総カロリーや栄養量が自動的に計算される仕組み。町が一括交付金約300万円で購入した。

普段の食事をフードモデルで再現する子どもたち=18日、西原町保健センター

子どもたちが再現した普段のお昼ご飯

栄養士のアドバイスを受けて野菜を加え、バランスよく作りかえたメニュー

普段の食事をフードモデルで再現する子どもたち=18日、西原町保健センター
子どもたちが再現した普段のお昼ご飯 栄養士のアドバイスを受けて野菜を加え、バランスよく作りかえたメニュー

 子どもたちはまず、塩化ビニール製のフードモデルを選んで普段の食事を再現し、栄養バランスをチェックした。

 「昨日の夜はギョーザだった」という伊計栞那さん(11)は、ギョーザのほか豆腐のみそ汁やサラダをトレーに乗せた。ラーメン、ゴーヤーチャンプルー、オレンジジュースを選んだ永吉祐矢君(12)は星四つの高得点。おにぎり、フライドチキンなど6皿を取ったにもかかわらず星一つだった知花哲平君(11)は、上地悠斗君(11)と一緒に「たった3品でも星四つなの?」と不思議がった。

 宮城風音さん(12)は「最近はこれ」とデザートにマンゴーを添え、喜納由唯香さん(12)に「食卓って感じ」と褒められた。「飲み物はコーラ!」と迷わず手を伸ばしたのは山元康平君(12)。沖縄そばやアイスクリームを加えると1日の総摂取カロリーを1回で補う食事になり、宮里真聡(まなと)君(11)には「カロリー多すぎ」、富川海渡君(11)には「太る一方だろ」、佐久川周也君(12)には「アイスも駄目」と次々突っ込まれた。

 続いて、栄養士の野村春奈さん(31)が三大栄養素の働きを説明し、沖縄は(1)脂質の摂取量(2)肥満人口(3)65歳未満の死亡率-とも全国一だと警告した。その上で、「1食に必要なタンパク質の量は片手に乗るくらい」「野菜は色の濃い物を選ぼう」などとアドバイスした。

 子どもたちは、メニューにサラダを加えたり、揚げ物やご飯の量を減らしたりしてバランスをチェック。満点の星五つになるまで約30分間、試行錯誤を繰り返した。