「地域で支える認知症」をテーマに、第24回沖縄県医師会県民公開講座(主催・県医師会、沖縄タイムス社)が23日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。65歳以上の7人に1人が発病しているとされる身近な病について、医師ら4人が講演。会場には約400人が詰め掛けた。

パネリストの(右から)涌波理事長、城間院長、金武代表、山川さん=23日午後、那覇市西・パシフィックホテル沖縄

 北中城若松病院の涌波淳子理事長は、認知症は「単なる老化ではなく脳の病気」と説明。早く見つけることで治せる認知症もあることなどから、早期発見の大切さを強調した。

 城間クリニックの城間清剛院長は、生活習慣の改善が認知症予防に役立つとして「15~45分の散歩程度の運動」も効果的とアドバイスした。

 認知症の人と家族の会県支部の金武直美代表は「認知症は恥ずかしい病気ではない。隠さないでいい。どんどん助けを求め、つながって。仲間がいます」とメッセージを送った。

 サマリヤ人病院の精神保健福祉士、山川ゆかりさんは、県内では自立支援医療の利用によって指定医療機関での通院費が無料になることなどを説明。介護を支える制度を紹介した。