【糸満】ひめゆり平和祈念資料館(島袋淑子館長)の入館者が23日、開館以来2千万人を超えた。節目の入館者となった愛媛県四国中央市の公務員、渡辺早百合さん(55)に島袋館長から認定証と記念品が贈られた。

島袋淑子館長(左)から認定書を手渡される渡辺早百合さん(右)=23日、糸満市伊原・ひめゆり平和祈念資料館

 同館の開館は1989年6月で、年間平均入場者数は79万人。2013年度は約66万人が訪れ、沖縄戦やひめゆり学徒隊の歴史を学んだ。来県は初めてという渡辺さんは「本当に驚いた。資料館にはぜひ行きたいと思っていた。地元に戻って伝えたい」と話した。

 開館から25年での大台に島袋館長は「この日を待ち望んでいた。最近は入館者が少しずつ減っている。平和憲法が変えられようとしている中、たくさんの人に来てもらい、平和を守る人が一人でも増えてくれたらうれしい」と期待した。