2014年度沖縄タイムス伝統芸能選考会「箏曲の部」グランプリの選考が24日に終了、選考結果が発表された。応募者20人の中から19人が受験、入賞者は豊見城市の當銘幸子さん(59)1人だった。

 【選考評=知名勝子選考委員】課題曲の「六段菅攪」は、左右の手の技法ができていなければいけないが、まだ不十分な人が多かった。グランプリはその上での音色が求められる。「掃爪」は、箏の奏法の中ではあまり目立たないが、工工四通り(四絃の範囲で指示されている)しっかり音を出して弾いてほしいし、一拍子内でやるべきである。自由選択の歌物の「茶屋節」は「まね手」(間奏)に入ると、左の技法の抜けや誤った技法が多かった。「今風節」は○拍子が七つ続くところが四カ所あるが、いずれも拍子の縮みがあった。二揚への調絃は、「散山節」で使わない一の絃、二の絃もしっかり調絃すべきである。調子笛を使わずに調絃している人がいたので注意してほしい。