多良間島で、水に浮く大きな石が見つかり、夏休みの子どもたちの話題になっている。

海に浮かぶ大きな石を見つけた波平恵喜さん=20日、多良間村

 元漁師の波平恵喜さん(77)が20日、島の南側の海岸で発見、「海を歩いてきたが、軽石としても見たことのない巨大さだ」と目を丸くした。

 波平さんによると、楕円(だえん)柱で、長径50センチ、短径32センチ、厚さ15センチ。重さ10・3キロ。爪でひっかくと削り取れ、指でもむとパウダー状になる。熱が伝わりにくく、下側を火であぶっても上側は手で触れることができるという。

 著書「軽石-海底火山からのメッセージ」のある琉球大学の加藤祐三名誉教授(防災地質学)は「最近では聞いたことのない大きさで、珍しい。1924年に西表海底火山が噴火し、大量の軽石が海中から湧き出た。距離的にも近いので関連が気になる」と関心を示した。(福元大輔)