国内で七つのホテルや旅館を運営するKPG HOTEL&RESORT(加藤友康社長)は2016年春に恩納村のカフーリゾートフチャク コンド・ホテルの隣接地に新たに84部屋の「コンド・ホテル」を開業する。

建設予定の新ホテル(右側)を含めたカフーリゾートフチャク コンド・ホテルの海側からのイメージ図(KPG社提供)

 リゾートホテルの一室を別荘として所有し、資産として運用するシステムで、09年開業のカフーリゾートは全249室を3年で完売。さらなる需要を見込み新ホテル建設に着手する。

 東京第一ホテルオキナワグランメールリゾート(沖縄市)とカフーリゾート(恩納村)に次いで県内3ホテル目。新ホテルは開発、運営ともKPGが手がける。25日、恩納村の同敷地内で地鎮祭が開かれ、建設、行政関係者ら約50人が参加した。

 部屋のオーナーは、自ら利用しない期間をホテルの客室として提供することで年4回賃料が得られる仕組み。新ホテルは延べ床面積1万963平方メートル、地上12階建て、地下1階で総工費約32億円。初年度83・6%の稼働率、売上高約6億7千万円を見込んでいる。

 客室の平均面積は約77平方メートル、キッチンや洗濯機を完備している。西海岸に面したバルコニー側にせり出す形で浴室を設ける。価格は約2400万~約1億円。販売は東急リゾート(東京都、藤原哲宏社長)が担う。

 カフーリゾートでは平均5%以上の利回りの実績があり、新ホテル建設が決まる前から計画への問い合わせがあったという。

 加藤社長は「全国の新たなオーナーに喜んでもらえる施設にしたい。雇用を含め、地元での経済活動をしっかりやっていきたい」と話した。