読谷村出身の立川笑二(たてかわしょうじ)(本名・知花弘之)さん(23)が落語立川流の二つ目に昇進し、落語家になった。現在800人いる落語家で沖縄出身者は笑二さんただ一人だ。「お客さんを楽しませるやりがいと緊張感がある」と気を引き締めている。

二つ目に昇進し、沖縄県出身で唯一の落語家になった立川笑二さん(本人提供)

 東京の落語界には見習い、前座、二つ目、真打の階級があり、二つ目から「落語家」を名乗ることができる。読谷高校を卒業後、お笑い芸人として活動していた笑二さんは2011年6月、「一番面白くて、生涯ついていきたいと思った」と立川談笑師匠の元に入門した。前座のころから頭角を現し、6月に二つ目となった。

 昇進直後に東京で開催した記念公演では、約300人収容のホールを満席にし「驚異の二つ目」とも称された。「前座の時と違って、自分の名前で聞きに来るお客さんもいると思う。結果を残さないといけない」と話す。

 9月11日午後7時30分から、那覇市のテンブスホールで昇進記念公演もある。「今の娯楽として楽しんでほしい」と、故郷での高座にも力が入る。

 問い合わせは那覇市ぶんかテンブス館事務所、電話098(868)7810。(真栄里泰球)