【与那原】与那原町内全13自治会が参加する与那原町自主防災組織連絡協議会の設立総会が25日、町社会福祉センターで開かれた。自治体内の全自治会が加入した防災組織の発足は県内初。今後の組織内の情報交換や防災訓練の実施、避難所開設など協力体制の強化を確認した=写真。

 海抜の低い埋め立て地域や海に近く、津波や高波の被害が予測される地区を擁する町では東日本大震災以降、被災地の現地視察を実施。災害発生時のネットワークをつくろうと、町内各自治会ごとの防災組織の設立を進めてきた。

 協議会では今後、県下一斉避難訓練への参加や、各種研修会を実施するほか、民間事業所などに呼び掛けて、すべての自然災害発生に対応できるよう体制を整える。事務局は町役場農水環境安全課に設置する。

 会長に選ばれた國仲健次東浜区自治会長は「いざ災害が起こった時だけでなく、日ごろから共助の精神で心構えをしておくことが大切。多くの人の協力で、災害に強い与那原づくりを目指したい」と抱負を話した。