辺野古沖で22日に海上保安庁の職員がカヌー隊の男性(32)を押さえ付け頸椎(けいつい)捻挫のけがを負わせたとして、男性は27日までに、海保のゴムボートに乗船していた職員3人を氏名不詳のまま、特別公務員暴行陵虐致傷罪で那覇地検名護支部に告訴すると決めた。

 29日に告訴状を提出する。男性が拘束される様子を撮影した写真や映像も、証拠として添付する。

 男性の弁護士らによると、ゴムボートには職員3人が乗船。2人が男性をカヌーから引き上げた際に、羽交い締めのような行為や、ボートに首を打ち付ける行為があったという。操縦士には同罪の共謀共同正犯が成立するとしている。

 男性は「これ以上、海保によるカヌー隊への暴力は認められない。徹底的に追及する」と理由を述べた。

 弁護士らは「海保の行為は必要もないのに、あまりに危険で目に余る」と話した。検討していた第11管区海上保安本部長の告訴については、保留している。