武田良太防衛副大臣は28日午前、米軍普天間飛行場の移設に向けた名護市辺野古沿岸部のボーリング調査現場を航空自衛隊のCH47ヘリコプターで上空から視察した。その後、那覇基地で記者会見し、「これといった混乱もなく、安全性を確保した上で、着実に進んでいることを確認した」と述べ、作業が順調に進んでいるとの認識を示した。(30面に関連)

上空から名護市辺野古の新基地建設現場などを視察した武田良太防衛副大臣(中央)ら=28日、航空自衛隊那覇基地

 キャンプ・シュワブゲート前の抗議行動については「(上空から)確認できなかった」とした上で、「いろんな声があることは承知しているが、(周囲に)住宅が密集し、学校が存在する普天間飛行場の危険性除去を真剣に考えなければならない」と辺野古への移設を急ぐ考えを示した。

 カヌーに乗った反対住民が、海上保安庁の職員に締め上げられ、負傷したことには「政府をあげて安全をしっかりと確保した上で、着実に作業を進めていく」と安全確保と強調した。