9月6日に開幕する第64回沖縄県高校野球秋季大会(主催・県高校野球連盟、共催・沖縄タイムス社、琉球放送)の組み合わせ抽選会が29日、沖縄市の県立総合教育センターで行われ、参加60校の対戦相手が決まった。新チームは実力伯仲。優勝争いは、県新人中央大会覇者の沖縄尚学を軸に混戦が予想される。

組み合わせ抽選のくじを引く各校の主将ら=県立総合教育センター

 決勝予定の10月5日まで沖縄セルラースタジアム那覇を主会場に、熱戦が繰り広げられる。上位2校は、来春の選抜大会出場の参考資料となる九州大会(10月25~30日・福岡)に出場する。

 県新人中央大会で4強入りした沖尚、嘉手納、前原、那覇がシードされ、2回戦からの登場となった。部員不足のため単独で出場できない中部農林と南部農林が連合チームで出場。辺土名と伊良部は欠場となった。

 甲子園メンバー5人が残る沖尚の中村将己主将は「他のチームに比べて始動が遅れたが、チャレンジャーとして一戦一戦勝ち上がりたい」と5季連続の甲子園出場へ向け力を込めた。新人準優勝だった嘉手納の上地泰雅主将は「守備からリズムをつくって打撃につないで、全力プレーで優勝を目指す」と意気込んだ。

 開会式は9月6日午前9時から沖縄セルラースタジアム那覇で行われる。

■ラスト一枚 宣誓「当選」名護の比嘉主将

 選手宣誓を希望する23人の中で、名護の比嘉勇麻主将が当たりくじを引き当てた。「最後の一枚だった。信じられない」と目を丸くした。中学でも主将を務めたが宣誓の機会に恵まれず、「高校ではやりたい」と自ら志願した。内容はチームで話し合って決めると言い、「大きな声で力強く発表したい」と気合十分だ。

 初戦は開幕日の昭和薬付戦。夏は20校との練習試合で腕を磨いた。「選手宣誓で緊張を解き、試合には楽に入りたい」と話した。