沖縄県内の若者と地方議員が交流し、身近に政治を感じてもらうことを目的に、那覇市の波の上うみそら公園で29日、イベントが開かれた。那覇市、浦添市、豊見城市から5人の議員と若者ら13人が参加。バーベキューを楽しみながら、気軽な雰囲気で意見を交わした。

バーベキューを囲みながら、政治や社会問題など、地方議員と意見交換する若者ら=29日、那覇市・波の上うみそら公園

 イベントは「県明るい選挙推進青年会VOTE」(新田繁睦会長)と「ユースクリエイト」(東京・原田謙介代表)、県内の学生有志が31日に告示される統一地方選挙(9月7日に27市町村で投票予定)を前に企画した。

 会場では医療、福祉、基地問題など、ざっくばらんに話題が飛び交った。

 石垣市出身で、法政大学3年の大城美空さん(20)=東京都=は、ユースクリエイトのスタッフだ。「東京で辺野古移設やオスプレイの報道を見て、問題を知らないことにもやもやとしていた。政治は難しそうだけど、知りたいと思って参加した」と動機を話した。

 通信制大学で学ぶ仲若由帆さん(20)=那覇市=は、元看護師の浦添市議、伊礼悠記さん(31)と医療について話し合った。線維筋痛症という病気を抱える仲若さんは、医療費の補助制度について「払い戻しではなく、お金を最初から払わなくていい制度にできないか」と意見を述べた。「選挙に行くのが楽しみになった。自分の思いが一票になることを体感したい」。