【崎原朝一通信員】首都ブエノスアイレスから南へ約30キロ離れた所に位置し昔から多くの沖縄県人、特に名護の人たちが入植し、野菜・花卉(かき)栽培に従事したフロレンシオ・バレラ市。現在は他地域や隣国から転住した人たちが増える新興都市に変わりつつある。

ペレイラ市長からサンファン・バウティスタ賞を授与された東江アントニオさん(左)=フロレンシオ・バレラ市のナウエル・クラブ

 同市文化局主催で6月29日、ナウエル・クラブにおいてドクター東江アントニオさん(60)に2014年度サンファン・バウティスタ賞授与式が行われた。

 公共医療サービスに従事する人を対象にした賞で、隣人に対する連帯、人間味、責任感などの功績が評価される。評議委員会の選考で決まった。

 J・ペレイラ市長は、あいさつで「考え方の違うさまざまな人たちの集まる社会で、模範的にして希望と元気を与えるもの」として、高く評価した。

 東江さんは、「家族、医師仲間、友人、患者たちとこの名誉を分かち合いたい」と謝辞があった。

 東江さんは、名護出身の故東江新得さんの長男で内科医。時間を問わず親切に応対してくれることで、患者たちに慕われている。また、ペレイラ市長は親日家で知られている。