【堀江剛史通信員】沖縄古典音楽の継承・普及を図る野村流音楽協会ブラジル支部(知念直義支部長=写真)は、6冊目の記念誌となる『創立60周年記念誌』(A4判、60ページ、日ポ両語600部)を刊行した。今年8月3日に、沖縄県人会館(サンパウロ市)であった「創立60周年記念祭典」のプログラム、歴史をはじめ、グラビア「写真でみる60年のあゆみ」「沖縄語調査団の来伯と三線鑑定」寄稿集「古典音楽にふれて」を盛り込んだ。

 同誌によれば、1923年に創立した同流派は、沖縄県内に40余支部3千余人、ハワイ、北南米の各支部を合わせると5千人を超える会員を擁する。54年、当時の協会会長・池宮喜輝氏が、サンパウロ市であった「世界民族音楽会議」に出席した金井喜久子さんに支部創立を要請。金井さんの積極的な協力で、同年10月にブラジル支部が誕生した。

 知念支部長は「今までで一番力を入れた最高の1冊。ページ数も多く、充実した内容」と喜んでいる。