8月30、31の両日、沖縄本島で上空から地上に向かって伸びる竜巻のような雲が確認された。沖縄気象台が竜巻は漏斗雲なのかを調べている。

名護市のカヌチャリゾートから大浦湾上で発生した竜巻=31日、午前9時38分

 那覇市の会社員の女性(45)は30日午後2時ごろ、南城市の奥武島近くの海で、雨雲から伸びる細い筋を発見。見る見るうちに海面まで伸びて竜巻のようになったといい、スマートホンで動画を撮影した。女性は「こんなに長時間、竜巻を見たのは初めてで感動したけど、こちらに来ないか怖かった」と話している。

 31日午前9時38分ごろには、名護市の大浦湾の海上でも発生。対岸のリゾートホテル側から医師の鮫島哲朗さん(49)が撮影した。

 沖縄気象台によると、31日の雲は、積乱雲に伴って発生する空気の渦巻きが垂れ下がった「漏斗雲」の可能性もあるという。竜巻かどうかは、地上や海上からの上昇気流が漏斗雲と重なっているかが判断基準となるため、目撃証言や写真などから調べている。30日の雲は調べていない。

 竜巻や漏斗雲は、大気の状態が不安定な夏に沖縄ではよく見られる現象。短時間に激しい雨の降る〝カタブイ〟をもたらす積乱雲から発生することも多い。

 30日は、午後1時58分から午後3時過ぎまで沖縄気象台は竜巻注意情報を発表していた。【沖縄タイムス+プラス編集部】