しまくとぅば連絡協議会(照屋義実会長)は1日、新たにしまくとぅばの保護・強化に関する条例の制定を、県や県教育庁、県議会に陳情した。条例案を作成し、全学年で通常の教育課程での学校教育に導入することや、専門機関「しまくとぅば教育センター」の設置などを求めた。県議会の喜納昌春議長は「国連も危機言語に指定している。提案を生かしていきたい」と前向きに取り組む姿勢を見せた。

陳情書を読み上げ、しまくぅばの保護・強化に関する条例制定を求めるしまくとぅば連絡協議会の照屋義実会長(右)=県議会議長応接室

 陳情では、県の啓発・普及活動を「極めて不十分」と指摘。条例によって義務づけ、児童・生徒が通常の教育課程の中で学べるようにする必要があるとした。母語話者が年々減少する中、「この条例制定と県の取り組み強化は緊急の課題」と訴えた。(共同通信)